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Posted by おてもやん at

2008年03月28日

“ちりとてちん”を見てから、「行ってきま~す。」

 毎朝7時半から、NHKの“ちりとてちん”をみんなで見るようになって半年。この物語も明日で最終回のようです。若狭塗り箸作りの職人の家に生まれ育った主人公‘きよみ’が、“なりたい自分”を追い求めながら、人として落語家として成長していくお話しです。
  「きよみ!仰山笑え!笑うて生きていけ!」
  「一生懸命生きとったら、悩んだことも落ち込んだことも、みんな綺麗な模様になっていく、人生になっていく。」
  塗り箸職人だった祖父の言葉です。
   
  「みんな笑うとる。お父さんが名誉な賞をもろうて、小次郎さんが結婚して、きよみが落語を頑張っとって、お婆ちゃんが元気でおってくれて・・・。みんなが笑うとって・・・。うれしいわぁ~。」
  きよみの父が塗り箸の賞を受賞したお祝いの食卓で、母はうれし涙を流して言いました。みんなの心からの笑顔を喜び、みんなに感謝する母の涙です。

  小さい頃から小さいことに悩んでばかりいた主人公は、母のようになりたくないと言って、故郷を出て行きました。周りの人の ことばかり心配して、自分のことは何一つできずにいた母のようにはなりたくないと・・・・。
 そして女落語家として成長し、自分 も母親になろうとしている今、‘きよみ’は“本当になりたい自分”を見つけたと話します。
「お腹の中にいるときから、私をたくさ ん愛してくれて有り難う。いつもお母ちゃんは、太陽みたいにみんなを照らしてくれとった。私もお母ちゃんのようになりたい。」
 
  たくさんの心に響く言葉がありました。自分を愛すること、相手を思うこと、ありのままの自分を受け入れること、ありのままの相手を受け止めること・・・・・・。素直に有り難うといえる自分がいるはずです。
 15分間は、出勤前のホッとする時間でした。
  


Posted by ほろす at 15:53
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