感動した言葉

ほろす

2008年03月15日 16:06

 今日は薬局にお手伝いに行ってきました。片道35分の通勤時間は、私の大切な一人時間になっています。春めいてきた景色やラジオから聞こえる音楽にトーク。楽しみながらのひとときです。
 薬局で目にした雑誌の中に、以前私がとても感動した言葉を見つけました。
 諏訪中央病院の蒲田先生の講演にあった言葉です。

   ・その人がその人らしく生きるために医療は存在する
   ・「がんばらない」けど「あきらめない」ということ
   ・医薬品には確かにエビデンスがある。しかし何かエビデンスを超    
    えた力も同時に存在する

 「がんばる」という医療は医療従事者側からの押しつけの医療でしかないと言われてました。
薬の作用や副作用、飲み方などを説明しただけで患者様は満足されるのか・・・。以前から私の中にあった疑問です。患者様が何を望んでいらっしゃるのか、そこを汲み取ることは今の現場ではかなり難しいものがあるのは事実ですが・・・。
 今の私にできることは、「薬の話、日常の他愛ない話、アロマやハーブの話も交えながら、もっと身近なところで患者様のニーズに合ったものを提供することかな」と、思っています。